今月の瞑想のテーマは、「 いのちの時間 」です。
生活や仕事に追われていると、どうしても効率やスピードが求められます。
一日が、一週間が、一年が、あっという問に感じるのも時間に追われているからでしょう。
そんな生活や仕事の時間とは違う、〝いのちの時間″があってもいいのではないでしょうか。
それは、自分の内側を見つめるための、ゆったりと流れる時間のことです。
大切な方を亡くされて悲しみに暮れているとき、亡き人をしのび手を合わせるとき、それが、〝いのちの時間″です。
また、道ばたの小さな花にいとおしさを覚えたり、小鳥の声に耳を傾けたり、それも〝いのちの時間″です。
私たちは、悩みに向き合い、静かに考えるために、あせらず、ゆっくりする時間が必要です。 心の痛みに祈り合いをつけ、一歩前に踏み出すには、たくさんの年月が必要かもしれません。
およそ効率やスピードになじまない〝いのちの時間″があることに、気づかずに生活している人も多いのではないでしょうか。
どうぞ、立ち止まって、いのちの時間を感じてみてください。
~そっと後押し 今日の説法 -吉田尚英住職の言葉-より ~
※聖句瞑想とは・・・
ラージャ・ヨーガの瞑想法のひとつで、ヨーガの智慧をもとに自分の心を観ていく、いわば心のアサナです。
この瞑想を行うことで、真の健康(健やかさ)を取り戻すことができます。
(シャンティMindでは、毎月第1週目の全てのヨーガセラピークラスで この瞑想を行います。)
ヨーガガセラピーも、まさにその〝いのちの時間″ですね。
静かに「今、此処、あるがままの自分と向き合うひととき」大切ですね。